時代の流れと共に変化してきた賃貸業界

この度は管理費0円にご興味をお持ち頂きまして誠に有難うございます。
心より感謝して厚くお礼申し上げます。

私がこの賃貸住宅仲介の世界に入ったのが、ちょうど10年程前でした。その頃はまだ敷金0円、保証金0円もそれほど定着しておらず、原状回復工事も費用を入居者様に請求するオーナー様も当たり前のようにいらっしゃいました。

国土交通省の原状回復に関するガイドラインが平成16年に公表されましたが、まだまだ浸透されていない時代です。

仲介手数料も今でこそ大手仲介店では入居者様は1ヶ月分の50％で、その分をオーナー様が1.5か月分負担するシステムが流行っていますが、当時は入居者様とオーナー様が1ヶ月分を仲介店に払うのが一般的でした。

それから数年経ってくると、だいたい今現在と同じシステムが定着してきてオーナー様にとっては賃貸経営が非常にやりづらく、苦しい時代となりました。

今はインターネットでの情報も非常に発達して、誰もが簡単にあらゆる情報を手にする事ができます。

こうなってきますと、以前のような曖昧な処理や交渉はできなくなり、原状回復工事は入居者様に余程の過失がない限りは全てオーナー様の負担となります。

何か月分もの広告料や仲介手数料を支払い、永く住んでもらえるのならばまだいいのですが、半年や1年で退去されて更には高額な原状回復費用も負担しないといけないのでは、何の為に賃貸業をやっているのか分からないといったオーナー様のお声をたくさん耳にしてきました。

無駄な経費を省き、オーナー様の負担を軽減するサービスを

当たり前ですが、管理会社にとってはオーナー様も入居者様も同じお客様となりますのでどちらか一方の味方になることはありません。

常にバランスをとって中立的立場から、あらゆる問題を解消するのが管理会社です。

そもそも管理費用とは一体全体何なのか？
本当に必要な支払わなくてはならない費用なのか？
管理費用がないと建物や入居者様は管理できないのか？

その様な疑問が私の中にふつふつと湧き上がってきました。それは私が独立をして遠隔地で賃貸不動産を所有して、他人に管理を任せたからこそ沸き起こってきた疑問でした。


世の中では賃貸不動産を管理会社に預けると、安いところで3％、一般的には5％が相場。でもこれって随分と適当な数字です。

管理費5％として考えると、年間家賃収入が500万円なら25万円、1000万円なら50万円となり、管理の難易度とかではなく、家賃収入に応じて管理費用が決まるのです。

極端な話ですが、年間通じて満室で何のトラブルもなければ、25万円なり50万円をタダで管理会社にあげているのと同じです。

実際は年間通じて何の問題もない建物は存在しませんが、ほぼ労力を必要としない建物がほとんどです。

そして、たとえ問題が起きたとしても無償で解決できることは少なく、オーナーが身銭を切って問題解決に至ることが多いのではないでしょうか。

ならば、携帯電話や電気・ガスの様に当たり前にかかっている基本使用料のような管理費はなくしてしまい、使った分だけ支払うスタイルの方がオーナー様にとってのメリットは大きいのではないでしょうか。


私の中で、賃貸住宅の管理費用は一切必要なく、管理をする上で発生するものにだけ費用を支払えばいいと確信的結論が出ました。

オーナー様のベストパートナーとして共に成長していきたい

私は賃貸アパート・マンションの管理を無料で引き受けてくれる会社はないものだろうかと必死に探しました。

しかし管理費用0円は愛知県下は勿論のこと、東海三県にも存在せず、検索範囲を日本中に拡げても0円で管理をしている管理会社は1社も存在しませんでした。

管理費用0円のサービスを行える管理会社が世の中にないのであれば、私が先駆者となりこの非常識を常識へと切り変わるところまで引っ張って行こう。

そんな想いが私の中で芽生えました。


私は賃貸仲介不動産会社と賃貸住宅管理会社の経営者ですが、それと同時に皆様と同じ賃貸住宅のオーナーでもあります。

サービス利用者の立場から物事を考えて、して欲しいことや、あったらいいなを形にしていきたいと常々考えております。


まだ産声を上げたばかりの管理費用0円ですが、このサービスを皆様と一緒に大きく育てていき、これがスタンダードになると信じて熱い思いを胸に日々邁進しております。


なにぶん未熟者ではございますが、この事業を通じて成長していけるよう精進いたしますので、何卒、よろしくお願い申し上げます。

シーオーエム株式会社
代表取締役　細川一平